2017年08月30日
お彼岸の時期にお墓参りに行く人もいるのではないかと考えられますが、供花の種類はどのようなものが適切か、気になるところだと思われます。答えを言うと花の種類に関しては、どのような種類をお供えしたとしても問題はないとされています。
そのことから、亡くなった人が好んでいた花などを選択したとしても差し支えはないです。飾るところが二つあるお墓の場合は2束準備し、それらは基本的に同じものであるようにします。ただし、飾るのを避けておいた方が良いとされる花もあり、バラがその一つとして挙げられています。
なぜならバラには棘があり、お供えの際にケガをする場合があるとされているからです。また掃除を行う人に対して迷惑がかかる場合があることなども理由になっています。蔓を有する花などもお供えには相応しくない花だと言われているので注意が必要です。
花の種類における決まりはないからといって、かような種類の花を選ぶのはよろしくないので選び方には気を付けるようにします。供花として使われる花は菊やカーネーションなどが挙げられているので、これらの種類の花を選ぶのが無難だと言えます。
香りを持つ菊は、香りのために邪気を払ってくれる効能を持つと言われています。また生産において一年中安定しており、長持ちするという特徴も持っています。供える花においては色々な考えがあり、それを知っておくことも悪くないと言えますが、重要なのは亡くなった人を偲ぶ感情だと思われます。