2016年11月22日
供花を贈るときに必ず必要な札には書き方の注意点とマナーがあります。スタンドタイプ(花の下に長い足が付いている)の場合には縦長の大きめの札が上に飾られますが、基本的には祭壇を挟んで一対で置かれます。故人の場合には一行で、夫婦の場合なら二行、三兄弟の場合なら三行でとしていますが、それ以上の人数になると名前の大きさが小さくなってしまいますので分けるようにしましょう。会社名や肩書きがある場合には、右から会社名、名前の上に肩書きを書くと良いでしょう。
会社名が長いときは、株式会社や有限会社などの表記を短く(株)や(有)に縮める場合があります。外国人の場合であっても基本的には縦書きですので、書かれる場合にはカタカナ表記に治して書くと読みやすくなります。ただし、本人に了承を得て行いましょう。会社名が英字である場合も同じく、カタカナ表記にされる場合があります。札の種類は紙札と木目調札がありますが、文字の色は黒の筆書が一般的です。英字はカタカナに、札を付けるときは連名では3名まで、会社名や肩書きなどが過度に宣伝のように勘違いされる場合には短く縮めると覚えておきましょう。
不安な場合には、葬儀会社や生花店に問い合わせると、詳しく教えてくれます。供花マナーに気をつけて贈ることで、より喜ばれることになります。また、お届けするタイミングは通夜の前日がオススメです。ただし必ず会場もしくは式場に問い合わせておきましょう。